波の音、風の音

生活保護中の私の記録

役所から帰る 1

親に連絡とか、いろんな条件の説明を受けて、生活保護の申請をしますか?という話なので、私はそこに行き着くまでにとんでもない時間がかかった。

申請します。それしか生きる方法がない。

 

順番はよく覚えていないけど、いろんなことを聞かれた。本籍地、親兄弟、最終学歴、、、申し訳ないんだけど身辺調査されてるみたいでほんとうに嫌な気持ちになる。

私何か悪いことしましたかって思ってしまう。学校出てからどこに就職したのか、そのあとは?そのあとは?・・・・延々続く。私はこんな精神状態だし過呼吸になった後だから、余裕が全くない。

こんなの必要なんですか。言ってしまった。

銀行のカード、クレジットカード、免許証、全部コピーを取り、財布の中の全財産額を書き、各口座の残高も調べなければならなかった(調べるのは帰り道にやった)。

個人情報を全部、渡さなきゃいけない。

国のお金を動かすからそういうことなんだろうけど、就活の圧迫面接よりきつい。

なんでここまで?と思ってしまう。取り調べみたいなんだもの。

質問をしているBさんにはまったく変な感情は起きないんだけど、この『決まりごと』への嫌悪感がまた胸を圧迫する。