波の音、風の音

生活保護中の私の記録

役所に行った 続々

書くことは好き。書いていると気持ちが落ち着く。でも、やっぱりつらいことを思い出すと胸が苦しくなってしまう。

 

役所に行って、はじめはAさんと話して、それをBさんに引き継いで、という形で進んでいった。何度も同じ話するの大変でしょう、と気遣ってくれた。

別の相談者さんの対応があってAさんは途中で抜けて、Bさんと二人で話をした。

話をしている途中でまた過呼吸になってしまい、どうしてなったんだろう、、なんか説明の時かもしれない。

生活保護を受ける際の決まりというか手順というかそういう話の中で、親に連絡をするっていうのを聞いたからだと思う。そういう決まりになってるらしい。原則として、と何度も言っていた。

お願いだから親には連絡しないで、と何度も頼んだけど、伝えておきますとは言ってくれたけど、決めるのは別の人たちみたいだった。Bさんの立場では気持ちを汲んでくれてもその場での確約はできないってことなんだと思う。

 

でもそういう『決まり』って何なんだろうと思った。

私みたいに親に傷つけられて育った人は大勢いる。私よりはるかにひどい目に遭った人だっている。そういう人は、ほんとうに親とは離れたい。忘れたい。努力して努力してやっと心の平穏を保てるようにしているのに、突然、役所の『そういう決まりになっている』で、そっとしておいた傷口をぐわっと広げられる。また痛みの中に引き戻される。決まりを作った人は、そういうのを考えたことあるんだろうか。

 

助けてほしくて相談に行って、何でこんなにまた傷つけられ不安にさせられるんだろう。

たぶん、決まりを作ってる人は、そういう痛みを知らない人たちなんだと思う。

悪気もないんだと思う。でも、私はとてもつらかった。またあの闇に突き落とされた気がした。