波の音、風の音

生活保護中の私の記録

生きるのか死ぬのか

死ぬ方法をいっぱい探して、汚したくない、できるだけ迷惑になりたくない、と思っていた。

もっと寒かったら凍死とかできたのに・・・

電車に飛びこんだら運転手さんが可哀想。飛び降りたら近隣の人に迷惑。

汚れるのも嫌だった。首吊りって、いろんなもの出ちゃって大変らしい。

自分で出来るのは、簡単に餓死、だった。

 

洗面器に水を張って、顔をつけるっていう方法もあるけど、どうやったって息継ぎに顔を上げてしまう。

気持ちは死にたいんだけど、身体は違う。

私の組織を維持しようと、たくさんの器官が働き続けている。循環し続けている。

私のために動いてくれているんだ。

 

餓死はどれくらいで死ねるか分からないけど、(もちろん途中で気が狂いそうなほどの痛みや恐怖に襲われる、小学校の頃経験済)それを越えたらどうなるんだろう。

しずかに衰弱していけるのかな。分からない。

今週いっぱい考えようと決めて、バカみたいなことに気づく。

死のうと決めてるのに、お腹が空く。

もちろん節約して生活は切り詰めてるから、同じものしか食べてない。

量を段々減らしていこうとしている段階で『お腹が空く』。

馬鹿馬鹿しい。自分がアホみたいだと思った。

 

いまだからこうしてかけるけど(もちろん今だって生活保護もらえるかわからない)、精神的に分裂していたと思う。

死ぬしかない、死にたい、死ぬことをしくじりたくない。そう思いながらもどこかで生きたい、助けてほしい、死にたくないって強い思いがどこかにこびりついていて、考えることにも疲れていた。

夜は眠りが浅くて、金縛りにあう。ほんとうに打ち明けたい人にも話せず時間ばかり経って。追い込まれるだけ。