波の音、風の音

生活保護中の私の記録

役所の人が来て、また一緒に役所へ行く

雨の中、お二人が来てくれて、用意していた明細類をお渡しする。Bさんに郵便局の通帳出てきた、と伝え、でももう数年動かしてないから口座凍結されてるかも、と話した。Cさんが家の契約書を読んで、敷金ないからいろいろ請求されるやつですね、と教えてくれた。

契約更新or解約の返送をその日くらいには出さないと期限が間に合わなかったので、それも見てもらう。

話の流れで、口座の残高をはっきりさせないといけないし、それができないと手続きもできないから、また役所に行くことになった。

正直、2日連続はしんどかった。でも、もういろんなことを後回しにはできなかった。

電車の中で喋らなくてもいいですか?と聞いたら、いいですよ、大丈夫ですよ、とお二人とも言ってくださった。

先にお二人は1階に降りて、私が着替えるのを待ってくれた。

 

役所までの道のりが、私が行ったことない道すじだったので、ついていくのが大変だった。私は元々は歩くのが早い方なのに、どうも少しずつしか歩けない。

郵便局で残高を見たらそのまま最後の記帳から動いてなかったので試しに1000円下ろしてみたらできた。凍結されてなかったので、Bさんと喜ぶ。

 

役所に行って、また個室を用意していただいて、座って待つ。

通帳の全コピーとか、なんかの連絡とかでお二人が席を外している間、周囲の声がわんわん重なって聞こえてきて頭が重くなってきて耳を塞いでじっと耐える。

役所自体はまだ平気ではいられないけど、BさんとCさんは『知っている人』になったので、少し安心感がある。

 

部屋のことはどちらにしても解約にしないといけなかった。

私は更新料も払えないし家賃も払っていけない。生活保護の家賃補助の枠も超えてしまう。お二方と相談してひと月後の退去で書類を書いた。帰り道にさっき寄った郵便局で送っていけばいいということで、道順を教えてもらう。

 

以前通っていたメンタルクリニックじゃないところで生活保護でも行けるところを探してもらった。

Bさんも午前中にクリニックに電話したら私と同じようにわーっと言われたそうだった。私が昨日電話したときは閉店時間に近かったから急いでいてそんな感じだったのかと思ったら、朝でもそういう感じなのか、、、と思った。

そういう先生に診てもらうの、なんか怖かった。

 

申請ができて、帰るとき、Bさんが「少し楽になったんじゃないですか?」と声をかけてくれた。ほんとうに死に方とかずっと調べてたから、と答えた。

話せることで、楽になっていってる部分はあった。胸はずっと苦しい。呼吸も浅い。だけど、少しだけ、まだ何も解決してないけど、張りつめてたのが緩んできた感じがした。