波の音、風の音

生活保護中の私の記録

捌け口がなくて泣く

5月25日、月曜日。

昨夜も遅くまで眠れなかった。

10時半くらいに起きる。

朝ごはんを食べて薬を飲んで、なんか気持ち悪くてシャワーを浴びる。

出てから髪を乾かして、お昼ご飯を食べる。

気が重いけど、役所に行かないと。

前の部屋の家賃の返却分を渡しに行く。

本来なら電話してCさんがいるかどうか確認してから行った方がいいのは分かってる。でも、余分に声を聞きたくない。いないならまた、出直せばいい。4分だから。  


出がけにポストを確認してみる。

東京電力からのIDとパスはまだ来ていなかった。


役所について、返却分を渡す。Cさんは案の定もたついて、間違った数字を出して受領書を持ってきた。それで今度は誰かに聞いて、やっとこさっとこ、正しい数字を出てきた。

担当を変えてほしいと言ったら、即、できません、と反応が来た。

引越しの際の数々の言った言わない、聞いてない、とか、処理の曖昧さとか、信用出来な

いこと。馴れ馴れしくしてきて気分悪いこと。

そうしたら、上の人に言ってみます、とだけで、開き直っている。

お医者さんに行くので、と言ってその場を離れた。


気分が悪くて、あの人に会うと本当に気分が悪くて、お医者さんの午後からの診療まで時間があったから1度家に帰って、前の部屋の契約書類を破く。ただただ無心に、いらない書類を破いて、とにかく気持ちを落ち着かせる。目の前の紙を、破る、千切る。


午後からの時間近くになって、4時で予約を入れた。うちから近いので、それまで書類を破き続けて、20分前に家を出る。歩いて5分だから少し早く着く。


関節が痛いことは整形外科とからしい。

相談員Cさんのことを耐えられないと話して、泣いてしまった。自分しか感じてない嫌だったことを他の人に話すのって、それを理解してもらうのって、すごく大変なこと。

私にとっては、とても体力も気力もすり減る作業。


私はわがままなんですか?って聞いてしまった。わがままじゃないけど、言われた方(役所側)からしたら、事情も知らないし、何わがまま言ってんだ、ってなると思うよ、と先生に言われた。

頭使わないと、って言われたけど、頭今使えないって涙がまた出てくる。

必要なら書面書くから、と言ってくれた。

帰りがけに、部屋に男の人が来るなんて、普通に嫌だよ、と言ってくれて、少し気持ちが慰められた。


また新しいお薬が出た。今度は寝る前の薬、2種類。これ書き終わったらお風呂入って、飲んで寝る。


薬をもらってから、少し街をふらふら歩いて、気持ちが落ち着かなくて、好きな場所に座っていた。薄暗い部屋に戻りたくなくて、喫茶店に入ろうかと思ったけど、座った途端泣きそうだったから、そんなお客さんになりたくなくて、外にいた。

友達にLINEして、行き場がなくてふらふらしてる、と書いてしまった。

心配かけてしまって、2度も電話をくれて、とても落ち着いた。

家に帰って、途中お米とか買って、ゴミとかまとめて出しに行って、気持ちをなんとかやり過ごす。

お風呂に入って泣けばいい。今となっては何について涙が出るのかもよくわからない。

ただとても嫌だ、それだけ。