胃の激痛
4月22日、水曜日。
うっすら雨模様だったのかな、眺めただけで外に出てないから分からない。
この空で雷鳴れば、春到来なんだけどな。
朝方、胃の激痛で目が覚めた。
体勢を変えても痛くて痛くて、布団や湯たんぽで抑え込むみたいにして、いつの間にか眠ってた。
おかけで昼に起きた。引越し業者さんに電話して、役所へ見積もりを送ってもらう。
今日やるのはそれくらい。
お昼を食べて、洗濯物をたたんで、FXの勉強をしてたらまた眠ってしまった。
この薬の威力はすごい。21時過ぎに目が覚めた。これで夜寝れるんだから、すごい薬だと思う。
夢を見た。自慢にもならない故郷の夢。
祭囃子が聞こえていて、ちょっと行ってみようか、なんて話してる。母の部屋で、着替えて家を出る。
空き地だった場所が、雰囲気の良いカフェに様変わりしている。お客さんたちも、田舎の人の酔っぱらいの寄せ集めではなく、良い感じに垢抜けた節度のある人達に見えた。
こんなに心地好い場所になったんだ…。
そこを通り抜けて、少し坂を上がって交差点付近まで来たら、また近代的な立体交差になっていて、下はロータリーで上は人がくつろげるテーブル席がいくつも配置されている。
ドーム上になっていて、雨でも大丈夫。
カップルがおしゃべりしていたり、PCのキーボードを叩く人、1人のんびりと座っている人、様々だった。
祭囃子はどんどん先に行っている。
追いかけるようにドームの窓から、街を眺める。
川を見ると、龍が泳いでいるのが見えた。あ、龍だよ、と言ってるところで目が覚めた。
私は自分の田舎が嫌いだった。
何も無くて、どこ行くにも不便で、気の利いた店もなく、過疎化で刺激も何もなかった。
夢の中で、私は、様変わりした町を見て、こんなのができるなら自分で作ればよかった、と後悔していた。
後悔することでもないな、と目が覚めて思う。これからでもやってみればいい。
私の故郷でも、今住んでる町でも。
さて、夕飯食べなきゃ。