波の音、風の音

生活保護中の私の記録

本という気持ちのかたち

5月3日、日曜日。

たぶん、疲れすぎたせいか、何も考えなくなった。

考えないって、いい事だ。

余計な心配とかなくなる。不安になることもない。

ただ、目の前のこと、何とかやればいいだけ。

私の中にあった疲れって、先のこと気にしすぎてたのかもしれない。


今日はお昼過ぎまで寝て、のんびりお昼ご飯を食べた。昨日キャリーバッグを持ちすぎたせいか左腕が筋肉痛。バンテリンの出番。


午後からダンボール詰を始めた。

大きいダンボール3つと小さい方を1つ、詰め込んだ。

使ってないなぁと思いながら取り出したものも多い。好きでやっていたことも、年齢を重ねて、月日が流れて自分の中の軸から離れていったものも沢山ある。

捨ててしまうしかないかな。

もともと私は持ち物が少ないらしくて、部屋に来た人は、みんな「荷物がない」っていうけど、そうなのかなぁ。

確かに、ぬいぐるみとかの類いはないし、頂き物でも嫌な人からのものだったり変な感じがするものは捨ててしまうので(気持ちはお礼を言ってます)、ものは少ないかも。


実は本を処分するか、随分考えた。

私は学生の頃から村上春樹さんと椎名誠さんを読んでいて、文庫で買ってたのね、電車の中でも読めるように。

それが今でも捨てられない。

あの頃の、熱くなるような気持ち、未来を模索する気持ち、とっくにそんな年代は通り越したけど、あの気持ちは忘れられないし、今も私の中に息づいてる。

本を捨てても気持ちは残るかもしれない。

でもなんか、そういうことじゃないんだよね。