波の音、風の音

生活保護中の私の記録

日曜日っぽく

4月5日、日曜日。

なんだか久しぶりに日曜日っぽい感じがした。

ご飯をまとめて炊いて、パスタもまとめて茹でておいて、ホットケーキミックスでお菓子を焼いて、洗濯物を畳みながら日がのびたなぁなんて感じて。

午後、少し本を読んで、調べ物をしていたら小一時間くらいかな、うたた寝


うたた寝で、龍の夢を見る。

ようやく、少しずつだけど、力が戻ってきたような気がする。力っていうのは、エネルギーに満ち溢れてるとかじゃなくて、もっと内側のこと。いろんな領域とまた繋がり始めた感覚。父のことが影響しているように思う。


父が亡くなって、なんていうか、嫌悪感がなくなった。

正直に、嫌いだった。変人で話の通じないおかしな人と思っていた。心のどこかで父を恥じていた。

でも、兄から(正確には従姉妹からの)聞いた話で、父は朗らかで人を笑わせたりする一面もあって、父を慕う人達がいた、と知った。

全く見た事もない父の姿。

うちではそういう風に振る舞えなかっただけなのかもしれない。


父を嫌いだったことを、後悔してない。反省もしてない。真っ直ぐに、許さないし、関わりたくなかった。

でも今、何故かそれがない。

これを解明しようとも思わない。誰かにジャッジされたくもない。

ただ、私の性分として、ちゃんと嫌いでいて良かった、と思ってる。

いい子のフリして、大人ぶって、気持ちを書き換えたりしなくて良かった。

変な言い方だけど、ちゃんと嫌いだったから、ちゃんと嫌いじゃなくなった、そんな感じがする。

好きまではたどり着けないけど、嫌いではなくなった。私の中では、相当に距離が縮まった。

少しだけど、感謝もしてる。もっとたくさん感謝出来たら私も人間できてるんだろうけど、、まだそこまでいけない。

それでいいんじゃないかな、とも思う。

いつかもっと、深い感謝の気持ちも持てる日が来るかもしれない。待てばいい。