波の音、風の音

生活保護中の私の記録

単位

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単位は、実際にギリギリだった。

高校の時は天気がいいと教室にいるのがもったいなくて外に行ってしまう。川辺の高台にあったので、河川敷に行って、草むらに寝転んで風を感じたり草に触れたり、雲雀ってあんな高いとこで鳴くんだなあと感じたりしていた。

もう少し奥の方に行くと渡し場があって、川の反対側に行くことが出来た。


短大に推薦で行きたいって担任に言ったら、

出席日数が少ないよって言われたけど、抜け出す癖は直らなかった。


雨の日は部室で本を読んでいた。

部活の顧問に見つかって、お前単位大丈夫かって言われた。気をつけて計算しとけよって。

緩やかな学校だった。

クリスマスにはサンタの衣装の男子が校舎内を自転車で走っていた。


短大に進んでも、変わらなかった。

片道2時間の学校に通っていたので、キツかったけど、1年の時に取れるだけの必修科目を入れた。ほぼ毎日なにかの実験があって、本当に徹夜してレポートをあげていた。


おかげで2年になってからは少しの通学で済んだ。で、やっぱり単位はギリギリだった。

2時間かかるので途中、乗り換えの駅で降りて動物園行っちゃったりしてた。


今も自由が好き。わがままかもしれないけど、誰かに迷惑かけてる訳じゃないから、自由にやっていきたいなぁ。