波の音、風の音

生活保護中の私の記録

相談前

安楽死は、あった方が良いと思った。死ぬことを選べる権利。

私が小さい頃は、虐待っていう言葉や概念もなくて、親の考え通りにしなければ平気で叩かれた。言うこと聞かないんだから叩かれるのが当たり前っていう世の中だった。

閉じ込められたり外に出されて締め出されたり。機嫌が悪ければ何日も口をきいてもらえなかったり、ご飯も出なかった。

今なら施設に保護してもらえるっていう出口がある。

学校は転校も卒業もできる。退学だってできる。出口がある。

社会人になると、しかもいい年になってくると、難しくなってくる。出口が見つけられなくなる。退社っていう出口を素早く見つけて、うまく次のところで順応していければ安心できる。

 

一番つらいのは、『人生』から逃れられないことなんじゃないかと思う。

頑張れって言う人は多い。励ましてくれてるんだと思う。発破かけてくれてるのかもしれない。でも辛い時は、それがすごく負担に感じる。

人生からは、逃げられない。

自殺すると迷惑、みたいな声を聞く。ちょっと違うと思う。人は生まれる時だってたくさんの人の力を借りる。それは迷惑?自殺は悪いことみたいな考え方が、よけいに人を圧迫しているような気がするんだ。

 

人生の出口は自分で選んでいいと思う。リタイアする権利。

この人生にも出口があるんだ、と思えればもう少し頑張れる人だっていると思う。

ある程度の年齢で人生経験積んできている人の『死』への向き合い方をもっと真剣に考えていく場が欲しいと思う。